胎動 自閉症

胎動と胎児が自閉症かどうかの関係とは?

スポンサーリンク

 

自閉症とは

 

自閉症は、
先天性の脳機能障害の一つです。

 

原因としては遺伝子の構造の関係に
よるものという説もありますが、
完全には解明されていないのが現状です。

 

また、自閉症は先天的な
脳機能障害です。

 

一昔前に言われていたような
「両親の育て方が悪いから自閉症になる」
ということはありません。

 

症状としては、「人と上手く関われない」
「意思が通じにくい」「興味の偏りがある」
というのが大きな特徴です。

 

具体的には視線が合わない、
抱っこを嫌がる、
周囲の人に関心を示さない、
特定の物事に強いこだわりを持つ、
ぐるぐる回ったり等。

 

意味のなさそうな行動を
繰り返す子もいます。

 

男女比は4:1で、
男の子に多いのも特徴です。

 

自閉症は上記の症状のように
比較的乳幼児期からわかりやすいため、
「変だな」と感じたら、
早めに専門の施設へ相談にいきましょう。

 

適切な対応を早期から行っていくことで
子供の成長を促し、成長に合わせて
少しずつ社会に適応できるようになるでしょう。

 

スポンサーリンク

 

胎動と自閉症の関係性

 

インターネットなどで、
「胎動が激しいもしくは少ないと
発達障害の可能性がある」
などの情報を見かけます。

 

このことは医学的には根拠はなく、
噂の域を出ません。

 

そもそも、
「胎動が激しい、少ない」
というものに基準はありません。

 

お母さんの体型や、子宮の状態、
赤ちゃんの大きさ、お母さんの生活様式など
様々な要因で、胎動の感じ方は
変わってくるものです。

 

また、研究論文の中で、胎動と
注意欠陥多動性障害(ADHD)の
関係性について論じたものも
少数あります。

 

こちらもあくまで推測の域を
出ていないのが現状なのです。

 

そのため、現在の医学では
胎動と自閉症の関係はない
というのが答えになります。

 

妊娠中は赤ちゃんの様子を
外から見ることはできないので、
胎動の有無や強弱で心配になる
妊婦さんは多くいます。

 

医学的には胎動と
発達障害の関係性は不明です。

 

胎動があることは元気な証拠。

 

また、胎動を感じにくい方も、
妊婦検診で元気が確認できて
いるのであれば、心配しすぎない
ほうが精神衛生上良いですよ。

 

スポンサーリンク