胎動 少ない 障害

胎動が少ないのは障害をもっているのか?

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結論から言うと、
胎動が少ない胎児は障害をもっている
という医学的根拠は全くありません。

 

筋肉量が少ないとされることから、
胎児があまり動かないのではないかと
ダウン症を疑うような噂など、
様々なものがあります。

 

胎動が少ないという理由で
障害と判断することは絶対にありません。

 

医師が医学的根拠を持って診察する方法には
以下のようなものがあります。

 

超音波検査による診察

 

医師は、超音波検査により
胎児の身長体重、臓器の形や胎盤、
羊水などををチェックし、
異常がないかどうか確認しています。

 

ここで分かるのは可能性までです。

 

特に妊娠初期の胎児は大変小さいので
細かいところまでは確認できません。

 

筋ジストロフィーなどの神経異常も
この検査では確認することはできません。

 

例え成形異常が見られても
障害をもって生まれるとは限りませんし、
その逆もあります。

 

胎児スクリーニング検査

 

胎児の心拍数、鼻骨の有無、
静脈官の血流波形など様々なマーカーから
障害のリスクを計算します。

 

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胎児ドックとも言いますが、
ダウン症などの染色体異常が起きている確率が
高いかどうかが分かります。

 

これは、心配する問題が既にある場合に、
その問題に特化して検査を行うものです。

 

他の検査で正常に成長していることが
確認できている場合は、検査を希望しても、
必要ないと医師から言われることも
あるかもしれません。

 

ピンポイントでの病気の検査のため、
問題が見つかった時のために
カウンセリングを受けながら進めることが
推奨されています。

 

3D、4D超音波検査
 

 

胎児の形状や大きさ、骨格、血管、
脳、内臓、遺伝子、染色体などの
異常が見られないか確認します。

 

上記2つは平面画像に対し、
3D、4Dは立体的に確認できます。

 

ただ、2Dの超音波検査と検査内容に
大きな違いは無いので、
胎児の立体画像・映像を楽しむ、
記念に残すものとして捉えた方が良いです。

 

以上のように、胎児が障害を
もっているかどうかは
医師による精密な検査の元、
医学的根拠を持って判断します。

 

胎動が少ないからと言って
障害があると疑うのは、
お母さんの精神的負担にも繋がり
胎児にも悪影響です。

 

胎動は、胎児が元気かどうか
判断する材料の1つです。

 

お腹の中の胎児とお母さん、お父さんが
コミュニケーションを取る方法として
捉えていきましょう。

 

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