胎動 膀胱 刺激

胎動が膀胱を刺激する原因とは?

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胎動とは

 

胎動とは、お母さんの子宮の中での
赤ちゃんの動きのこと。

 

胎動は経産婦であれば
妊娠4ヶ月頃から、
初産婦であれば妊娠5から7ヶ月頃に
感じ始めることが多いです。

 

胎動自体は、お母さんが
胎動に気づくはるか前、
妊娠8週頃からあります。

 

具体的には、子宮の中で飛び上がったり、
しゃっくりをしたり、前後左右へ回転したり、
手足を伸ばしたり縮めたり
といった動きを行っています。

 

 

胎動で膀胱が刺激される原因

 

元々妊娠すると、子宮が大きくなり、
膀胱が圧迫されることで
頻尿になりやすくなります。

 

妊娠中は常に膀胱は
刺激されやすい状態です。

 

それに加えて胎動が
膀胱への刺激になることも。

 

赤ちゃんが手足を伸ばしたり、
膀胱をおもちゃのように突いたり
したりすることが原因です。

 

さらにいわゆる逆子ですと、
胎動は「下腹部を蹴られる感じ」
「おへその下あたりでもぞもぞとした動きを感じる」
ことが多くなります。

 

これは赤ちゃんが膀胱を
蹴っている影響でしょう。

 

逆子かどうかは、
定期検診でのエコーでわかりますので、
医師に胎動について相談すると良いでしょう。

 

 

逆子とは

 

逆子は正式には「骨盤位」と呼び、
妊娠初期から中期までは
約30から50%の赤ちゃんが
骨盤位です。

 

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その時期はまだ子宮の中で
くるくると回転することが
できるので特に心配する
必要はありません。

 

しかし、妊娠後期まで骨盤位の
状態が続いている場合、
以下の原因が考えられます。

 

「母体の骨盤が狭い」
「胎盤の形や子宮の形の異常」
「双子等の多胎妊娠」
「羊水過多」など。

 

原因がはっきりしない場合も多く、
どなたでも骨盤位になる可能性はあります。

 

妊娠8ヶ月にはいっても
逆子が治らない場合も、
妊娠35週くらいまでに
自然に治ることもあります。

 

しかし出産まで骨盤位のままの
赤ちゃんも全体の3から5%程度
いらっしゃいます。

 

妊娠後期まで骨盤位のままの場合、
「逆子体操」を医師から
すすめられることがあると思います。

 

逆子体操のやり方には2種類あります。

 

胸膝位
(うつぶせで胸と両膝を床につけ、
お尻は高く持ち上げる姿勢)

 

ブリッジ法
(仰向けでお尻の下に
クッションを入れ、高さを作る)

 

どちらも15分程度保持します。

 

その後に側臥位
(赤ちゃんの背中が上になるように
体を横向きにして寝る)
を取ります。

 

これらの姿勢は軽い子宮収縮を
促すこともあります。

 

切迫早産気味の方は
医師の判断を仰いでください。

 

その他外回転術という方法もあり、
こちらは熟練した技術が必要な手技で、
医師や助産師によって
行われることがあります。

 

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